今月のヒプノセラピー講座を終えて

本日、オンラインでのヒプノセラピー講座が終えました。時間通りのご協力ありがとうございます。おかげでスムーズに要点をまとめて凝縮して進められ、また皆さんも感じられたと思います。次回もこんな感じでやっていきましょう〜。

 

互いの誘導の実技の中で、それぞれに気付きがありましたね。その気付きが次回の解放のステップへと繋がります。

 

後半は感情を味わうことの大切さをお伝えしました。 どうしても生徒さん同士の互いのセラピーの実技の中では、短い時間の制約があるため、短い時間の中で解放、解決しなければならないと誘導側は思ってしまいます。

しかし実際はたとえ時間の都合で誘導が途中で終わっても良い場合があるということ。 その意味と、その方が良い理由を伝えました。

 

結果を求めると、あるいはなんとかしたいという誘導側の気持ちがあると、映画などを早送り(倍速)で見ることを例えとして、2倍速、4倍速、、、と終わりが早く到達するメリットはありますが、それは一通り見たけれども、間(ま)とか、感情、服装、仕草、流れている音楽、その後の展開がどうなるかというドキドキ、ハラハラそういったのまで倍速されるので、得られる体験が減るということ。

 

勉強や仕事の作業には倍速の方がそれぞれのスタイルで適している場合もあるでしょうが、ヒプノセラピーに関しては無意識のレベルへのアクセスですから、自分はどんな格好をしていて、どんな時代なのか、どんな感情か、他に人はいるのか、今どんな気持ちなのか、、、そういったことを感じる、体験することが解放する上で一番大事な要素なのですから、結果を急ぐことをしないこと。

 

観光一つとっても、あれもこれもと時間の許す限りの弾丸ツアー的なものだと、あまりにタイトスケジュールで観光するスポットが多すぎて、移動ばかりで、訪れた証拠としての写真だけが残り事実だけ。記憶には残りずらい。

その土地の香り、人、場所の雰囲気、出会い、ハプニングなどなど、、、それらを含めて旅の良さや思い出が作られる。

 

なんでもかんでも効率、、、それだけを考えると、時間が短縮されただけで、実は時間に忙殺されているだけ。

身に付くことが無ければ、あるいは身に付くことをしなければ、それは効率にはなり得ない。効率とは言わないのでは?と思っています。

 

ヒプノセラピー講座の良さは、生徒さんの誰かからの発言や誘導から、自分自身に気付くことがあることです。 

また来月も皆さんと和気藹々楽しく学んでいきましょう〜♩